2012年8月19日日曜日

エピソード10.4~エピローグ~

2010年秋、Yがいなくなり、そのうち通話してたNもいなくなり、またボクは一人ぼっちになってしまった。。。もうどうしようかと途方にくれていた途中、今年春ぐらいからお金が無かったこともあり一切通っていなかったアイドルの現場にまた、行き始めようという考えが湧き出してきた。

ボクの知らぬ間に、界隈ではアイドル戦国時代と呼ばれるようになっていた。2010夏に開催されたTOKYO IDOL FESTIVALは成功を収めたようで、ももいろクローバーがそこで絶大なインパクトを残したようだった。ボクはまた、ももいろクローバーやその妹分である私立恵比寿中学を応援しに現場に通った。まずはももクロのピンキージョーンズというニューシングル発売イベントが続いていたのでそれに参加した。フリーライブを観覧するには優良な現場として名高いららぽーと柏の葉で彼女たちを見ると、変化が見られた。まず、女性のファン専用席が会場の下手最前列から設けられており、そこで女性ファンたちが30~40人ぐらいはいたこと、そして、休憩中にももクロちゃんたちがスマイレージの「夢見る15(フィフティーン)」を踊っていたことだ。女性ファンの獲得=人気の拡大、他のアイドルに興味を示す=アイドル戦国時代だから?といった時代を反映していたのかもしれなかった。私立恵比寿中学も、新曲として「チャイム!」や「どしゃぶりリグレット」といった曲を発表し始め、どうやらエンジンがかかり始めたといったところだった。

そんな状況の中、他にもいろんなアイドルたちが登場していたらしかった。SUPER☆GiRLS(
スパガ)、ぱすぽ☆、スマイレージなど割と正統派に近い分類から、さくら学院という完全な中学生までのユニットまでさまざまだった(ボクはその2年後、さくら学院しか応援しない父兄になっていた)。

YOUTUBEでたまたまスパガの「みらくるが止まンないっ」という曲を見ていたところ、あることに気がついた。。センターの女の子で、当時は中学1年生だったろうか。前島亜美というツインテールで甘い声の女の子がめちゃくちゃ可愛かったのだ。。。そして、誰かに似ているなと思った・・・

似ているのは、Yに似ているのであった。ボクはこのとき、ある約束を胸に秘めた。それは、「もしもこの先、奇跡的にYとまた連絡が取り合える日が来たならば、スパガの前島亜美に似ているね、と動画付きで伝えてあげよう」、ということである。。。






(冴えないボクの(ネ)ナン生活というブログは、ここでおしまいである)

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